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19歳の頃、政治家を志した
あの頃から私の想いは変わらない

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「幸」せを「手」にするまちに生まれて

1974年9月2日、幸手市惣新田のお寺「正福院」の16代目として生まれました。両親も祖父母も、家族全員が教員(父は杉戸東中学校、祖父は41年間県立杉戸農業高校、祖母は地元の吉田第一小学校、第二小学校で長年お世話になりました)と、教育一家の中で育ちました。

私の子ども時代は、吉田幼稚園、吉田小学校、幸手東中学校と、地元の学校に通いました。部活動は当時全国レベルで活躍する剣道部で、自分が大将を任されながらも、県大会準決勝で敗れた時の悔しい思い出は忘れられません。高校は春日部共栄高校、大学は仏教系の大正大学人間学部に入学。在学中に真言宗豊山派の総本山長谷寺(奈良県)で40日間の山籠もり修行をした後、17日間かけて幸手の自宅まで歩いて帰りました。

自分がなんとかしなければ

奈良から埼玉へ17日間、数多くの人たちとの触れ合いや応援のおかげで自宅に戻れたため、感謝の気持ちがあふれていた矢先、地元でショックな事件が起きました。

 

0歳児の女の子が病院のたらい回しで亡くなるという、あまりにも痛ましい事件。19歳だった私は、「なぜ0歳の赤ちゃんの命を救うことができなかったのか」と真剣に考えました。そしていつの間にか「自分がなんとかしなければ!」と思うようになり、どうすべきか考えたとき、「政治家になろう!」と決意を固めたのです。

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政治の世界へ

19歳の時の決意もあり、大学卒業後は衆議院議員小沢一郎事務所に就職しました。代議士の自宅に5年間住み込み、第一線で国政のすべてを学ばせていただきました。また長期出張で岩手県に4年、四国地方に2年、中国・九州地方に1年滞在するなど、各地域に住む方々や文化に触れ合い、地方の現状を学び、課題解決に奔走する日々を過ごしました。

2010年に事務所を退職した後は、地元幸手市に戻り、副住職に。様々な地域活動に参加させていただく中で、地元の課題がはっきりと見えてきました。そして2015年、埼玉県議会議員選挙にて、15,077票を頂いて初当選。2期目、3期目は無投票にて選出いただきました。

全国初!ケアラー支援条例制定

19歳から約30年にわたって政治に携わってきましたが、中でも印象に残っている出来事と言えば、やはり、2020年3月の「埼玉県ケアラー支援条例」の制定です。私は提案者代表として、確かに先頭に立って先導はしましたが、何より県民の皆さんや関連団体の皆さんのパワーが一つになり、大きな波が起こるのを肌で感じました。社会が動いていく、その音を、私は確かに聞き取ったのです。

介護者・看護者に視点を絞った条例は全国で初めてでしたから、0から1を生み出すのはまさに生みの苦しみでした。しかし、この動きは今、全国の地方自治体へと広がっており、ケアラー支援関連条例が続々と制定されています。“ヤングケアラー”という言葉は、流行語大賞にノミネートされました。一つの自治体での動きが、社会全体をも動かせる。私にとって、政治家としての自信ややりがいを大きく感じられた経験となりました。

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する郷土を良くしたい

埼玉県議会議員としての2期8年は、「水害対策」「経済基盤の強化/道路整備」「高齢化社会対策/ケアラー支援」「人材育成」と、4つのテーマを軸に、様々な社会課題と向き合ってきました。対話集会や駅立ちなどで多くの方々と出会い、たくさんの思いやご要望を聴かせていただきました。国内外、様々な場所へ足を運び、最新のテクノロジーや新しい価値観にも出会いました。


そんな中で私が「こんな社会を実現したい!」と強く願ったのは・・・

・“みんながプレイヤー”になる参画型社会

・知らなかった存在と分かり合い、ステキな世界がひろがっていく社会
・“愛の社会化”により、社会全体で支え合える社会

 

私の座右の銘は「一隅を照らす」。これは、あまねく照らし、中心も隅っこも平等に観ること。世界の物事をより全体的に観て、一体的に生きることを意味します。そんな一体的な社会を、お互いが支え合える社会を、皆さんと一緒につくってみたい。これからも皆さんと共に歩み、そういう政治を築いていきたい。皆さんと一緒なら、この夢は叶えられると信じています。

愛する郷土を良くしたい。

きら英敏

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埼玉県議会議員 きら英敏 略歴

1974年9月2日生まれ。
幸手市惣新田にある真言宗のお寺「正福院」の長男(第16代)として生まれる。
幸手市立吉田幼稚園、吉田小学校、東中学校卒。
私立春日部共栄高校卒(剣道部主将)。
大正大学人間学部卒。卒業時に僧侶資格を取得。

在学中に、松下政経塾の元塾頭・古山和宏氏から政治経済を学ぶ。
 

大学卒業後、衆議院議員小沢一郎事務所に就職。

2010年に退職後、地元幸手市に戻り、副住職となり様々な地域活動に参画。

2015年の埼玉県議会議員選挙は、15,077票にて初当選。2期目、3期目は無投票にて選出。

全国初「埼玉県ケアラー支援条例」提案者代表(2020年に制定)。

「きらきら政治塾」「寺子屋きらきら☆こども塾」など、次世代の人材育成にも力を入れる。

著書に『見えない存在』(2023年夏出版予定)。

家族  :妻(まどか:岩手県出身)、娘、息子
座右の銘:「一隅を照らす」
特技  :剣道
趣味  :芸術創作
夢   :帆船で世界各地をまわること

​~地域での主な役職~

・幸手市剣道連盟顧問
・杉戸町国際協力協会顧問 2015年には豪にホームステイ
・幸手市グランドゴルフ協会顧問
・幸手市ゴルフ連盟特別顧問
・スポーツ少年団バレーボール連絡会顧問

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